第 7章.
80歳以上の方も手術でなおせる!
このことは、ぜひ、知っておいてほしい。
80歳以上といえば、高齢で、ふつうは手術をしない
『おばあちゃんは、もうお歳ですから、なにかあったら、こまるから、、、』という声は、いままでずいぶん聞いてきた。自分自身も、大学病院の医者であった時代は、そう話してきた。でも、みんな治りたい気持ちは一緒で、いくつになっても、ラクな体になてすごしたい。
そこで、ふつうは、ペッサリーをいれて、なんとか、その場をしのぐのですが、そのペッサリーすれも使えない場合が、たくさんあります。すると、あきらめムードになってしまいます。

彼女は、出会ったときは、80代後半でした。そして、本人を手術したのは、87歳のとき。それから、88歳、89歳、90歳、91歳とすごして、天国へいかれました。
そのときは、思い出深い体験でした。そのころから、僕も覚悟をきめて、80代後半の方も手術するようになりました。そして、80代後半の方は、それはそれなりに、方法があるので、そのテクニックと気持ちのとらえ方を、考えていきました。だから、いまは、どんな年齢も手術します。先日は、101歳の女性もこられました。やる気があるようなので、お手伝いをして、手術を無事関東できたら、どれほどいいかわ
だからがんばろうとおもいますせん。
でも、相手は80歳以上です、慎重にしないといけません。どんなに、医師が慎重におこなって、そして、本人がやる気があって、そして手術しても、手術によって命を失うようなことになっては、あってはならないからです。
できるだけの努力とは何でしょう?かんがえていきましょう、
![]()


ほかには、
『入院すると、せん妄になることがあるので、家族がつきっきりになれないといけない』
『高齢者2人の夫婦なので、どちらかが、入院になり、いなくなると、家族を維持できない』
など、さまざまな悩みをききます
一方、医者としても
『心筋梗塞をして血液さらさら薬をのんでいる人が、薬をやめたらあぶないのではないか?』
『高齢すぎて、麻酔をかけるのが、大変リスクが高い』
『骨盤臓器脱の手術そのものが、人工メッシュがはいらず、なおらないのでは?』
『ひどい尿路感染があるので、術後の感染が心配である。できたら避けたい』
という、リスクを懸念した声を沢山聞きます
![]()
まとめてみますと、
① 入院をすることに関するリスク
② 麻酔をかけることに関するリスク
③ 手術を実施するうえでのリスク
の3つがあるのです。
その答えとしては、日帰り手術をすること、麻酔を最小限にすること、そして、
手術は、TVM手術にこだわらず、むしろ人工メッシュは補足的な意味にすることで、
安全で効果的に手術をおこなうことが、重要になります。
![]()
では、そこで、この患者さんのマンガのストーリーを見てください
そこから、いろいろなことを、考えていきましょう

わかいころから、重いものをたくさん持って、あるいて仕事をしてきたのです。ですから、骨盤底には、すごく負担がかかっていました。

大変、活発で、おしゃべり大好きな人です

そんな、彼女なのですが、ある日、ダウンしたという知らせが、、、



1/2/3/4/5/6/7/ 8 / 9 / 10 / 11 / 12 / 13 / 14 /15






