第 7章.
80歳以上の方も手術でなおせる!
このことは、ぜひ、知っておいてほしい。
80歳以上の最初のポイントは、麻酔です
日本は、医師不足もあり、麻酔科が、本当に人数がすくなくなりました
ですから、”無理”のある麻酔は、
そのリスクが、利益をこえる場合のみに、うけいれられます
すると、どうでしょうか?

彼女は、90歳です。全身麻酔にたえることは、むずかしいです。でも、それでも治してほしいという気持ちがあります。あと何年の人生でも、きもちよく生活したいのです。
すると、彼女なりの麻酔が必要になります。
それは、神経ブロックや、浸潤麻酔や、静脈麻酔です
大事なのは、手術時間を、できるだけ短くする技術です
そうすれば、短時間で、麻酔がおわります
短時間なら、入院する必要はありません。
2010年天国へいった、別の彼女は、手術を希望したとき、86歳でした
そこで、87歳に手術をして、そして、91歳に天寿をむかえるまで、
しっかり生きることができました。
ラクになるのは、本当に、何歳でも大切なのです
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80歳以上では、まず、神経ブロックに卓越することが必要です

これは、腰部神経ブロックをしているところです。腰がいたくて、手術台にのることもできない人が、手術の姿勢がとれます。
私は、治療として、外来で、腰痛の患者さんへの神経ブロックもsています。
骨盤臓器脱のある患者さんが、姿勢がわるく、腰痛ももっていることが本当に多いからです。

これは、肋間神経痛を、神経ブロックで治療をしいているところです。もちろん、骨盤臓器脱の患者さんの中には、姿勢の悪さから、肋間神経の痛みを訴えるケースが多数あります

これは、坐骨神経のブロックをしているところです。姿勢のわるさから、片足に体重がかかりすぎると、その分、神経の圧迫ができます。当然、痛みになりますので、このように坐骨の痛みをとりのぞくと、本当にラクになります

彼女は、手術用の神経ブロックをして、陰部の痛みをとりのぞいてみました。この麻酔は、背骨の中にいれますが、まず、このように麻酔をsて、次に麻酔専用の針を挿入します。わずかに、30分だけ効果がでるようにすることが可能です。
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80歳以上だと、陰部に真菌感染をもっている人もおおおいのです
ですから、おゆで洗って!と頼んではいますが、なかなかできない人もいます
そこで、大事とおもうには、
”医師みずから、毎日、外来で洗浄をしてあがること”です
自分の母さんだって同じものをもっているんですから、
自分の生まれてきた道だとおもえば、丁寧にあらってあげるのは当然のこと
そうすると、直接医師がみて洗うので、ばい菌がいなくなるのが、よーくわかります
それに、その時、陰部のどこを、切開して、どのように縫うか
考えることができます。こうして
手術前に、長い人で1か月、短い人で1週間、僕が洗浄する人がいるのです。
もちろん、そのような手間が全然必要ない人もいます
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次に、重要なのは、手術時間だとおもいます
そこで、一般的な手術をあげて、その時間を表示します
最初に、日本でTVM手術とよんでいるものには、いくつかのバリエーションがあります。そこで、米国式に手術の名前を表記してみました。
| 手術の名前 | 膣壁形成術 術式の詳しくは、奥井医師のホームページへ |
TVM手術(日本でTVM手術というと、いろいろなものがあります。米国での代表的な術式をあげてみます)) | ||
| GYNECARE PROLIFT+M™ Pelvic Floor Repair
System |
Uphold™ Vaginal Support System | pIVS | ||
| 最初の10例の手術時間 | 40分 | 2時間 | 1.5時間 | 1時間 |
| 200件以上経過したときの医師の手術時間 | 30分 | 40分 | 40分 | 30分 |
注意:
GYNECARE PROLIFT™ Pelvic Floor Repair System

これは、現在、おおくの日本の施設で、その形状をまねしている原型にあたるもので、プロリフトという製品です。いろいろなバリエーションがあり、

これは、膀胱と直腸を、すべてカバーするタイプです

これは、膀胱だけをカバーするタイプです

これは、直腸をカバーするタイプです
くわしくは、後日、ホームページにて解説をします
注意2
Uphold™ Vaginal Support System

こちらは、このようなコンパクトなタイプです。実際は、高齢者には、こちらのタイプの方がラクに手術がすすみ、効果があります
もちろん、日本で手術する場合には、この形状にメッシュを医師が切り取って、挿入にもちいいます

こちらが、挿入道具です。工夫して、日本にある道具をうまくつかって、挿入しています
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前回の表からわかるように、手術は、年中していれば、
すくなくとも、年間100から200件していれば、高齢者で十分たえられる速度で、出血なしで実施が可能になります。
また、メッシュを主役にせずに、全体は、膣をコンパクトにするように、ぬっていき、そして、メッシュを補強材として使う方法もあります
あいてが、80歳でも、その人なりの手術方法をさがし、手術がおわりしだい、入院せずに、自宅で主婦をします。すると、アルツハイマーがあっても平気です。(写真の女性は、気持ちも、頭も、すごくしっかりした魅力的なひと)

手術がおわったあとに、安心感をあたえるために、足のマッサージをsながら、医師と談笑することも大切
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そして、手術した患者さんは、自分たちの仲間なんだから、
何年か術後にたって、老化して、
体力がおちてきたら、できるなら医師やスタッフが往診して、
人生全体で、アドバイスをしていくことが、もっとも大切だとおもいます。






