女性泌尿器科専門のクリニック
| 第1章 便失禁とは? 第2章 便失禁の原因 第3章 排便 第4章 便秘と直腸瘤と便失禁 第5章 どのようにして便失禁の原因をみつけだすか? 第6章 治療 第7章 閉鎖性排便障害 第8章 肛門括約筋の補強 第9章 恥骨直腸筋と直腸肛門角 第10章 手術@ 肛門周囲の筋肉をもちいて肛門括約筋を補強する方法 第11章 手術A 筋肉移植による肛門機能再建方法 第12章 順行性洗腸と自分できる浣腸 第13章 介護のテクニック摘便 と 排便の基本 |
第5章 どのようにして便失禁の原因を見つけ出すか?
便失禁の原因を確認するためには、まず医師の診察を受け、便失禁の程度と、生活におよぼす影響について確認します。勇気をだして医師を受診してください。

便失禁の原因は、詳しく病歴を聞くとわかります。ですから、受診の際は、いままでの経過をまとめておくと大変よいとおもいます。僕のところを受診される実に多くの人が、自分でワープロでまとめをかいてこられます。いつも感心するほどです。
特に重要なのは、
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過去の出産歴(出産の回数が多かったり、児の体重が大きかったり、鉗子分娩の既往、会陰切開がとてもおおきかったとか)
A
投薬についても重要(薬剤が原因となって便失禁をきたすこともとてもおおいです。特に下剤の使用方法が過剰すぎる人がおおい)
次いで肛門部をふくめ、陰部、骨盤内臓器すべての診察をします。肛門括約筋の損傷だけでなく、性器脱、尿失禁、萎縮性膣炎、尿道狭窄など、大変じゅうようです。