自費診療 


膣式のレーザー光線治療


当院は、基本的に保険診療です。
保険診療で改善が認められるものは、保険診療をおすすめします。
しかし、一部に保険診療では、十分に治療できない病状があります。
そこで、そのような場合に限り、自費診療をすることにしました。


本格的には、2016年4月から自費診療をスタートさせます
保険診療との併用はできません。


費用を安価におさせて実施します。標準的なレーザーの量を使いますので、技術的には安心してください。


なお、自費の診察料は、初診が2820円(1年間有効)。再診が720円です


このレーザー照射により、粘膜にあたらしい細胞がうまれてきます
これが、膣を引き締めることになります





レーザーの照射道具は4種類



レーザーの照射道具は4種類用意しております




膀胱から尿道までを照射するハンドピースです
腹圧性尿失禁の場合は、尿道と膀胱の付け根を重点的にします
膀胱全体の場合は、膣前壁を全体的にします





膣全体を照射するハンドピースです
骨盤臓器脱とくに子宮下垂の下垂感がでてきているひと
膣弛緩とくに下垂感がでている人につかいます




腹圧性尿失禁の場合に、尿道周囲に弱い場所がありますので、その部分を重点的に行います




尿道の中から挿入して、尿道と膀胱の境界にある尿道括約筋に直接照射します



そのほかに、肛門から直接照射する方法もあり、それは便のトラブルに対しておこないます


どのハンドピースをどのように使うかは
病状できめます。
医師に判断をさせてください
診察して、弱いところを、重点的に照射します




従来のレーザーとの違い



(従来のレーザーの場合)


インティマレーザーの場合は、さらに強力にレーザーがとどきます。



これは、膣の細胞の増殖につよい刺激になるわけです。



このインティマレーザーは、膣のすみずみまで照射することができます




世界最先端は、むかしからの技術の応用


泌尿器科で一般敵な経尿道コラーゲン注入の技術を応用して実施します
左のイラストがレーザー照射です
右がコラーゲン注入です


世界初:尿道から温めることで尿失禁をなおす(自費)

 

フォトナの経尿道的レーザー照射
英尿道的照射は、世界最先端の技術である
 

従来法である経尿道的コラーゲン注入
(日本では、コラーゲンの材料を提供するメーカーが撤退したため現在はされていない)



各種疾患における当院での自費治療と保険治療


フォトナ社の最新型尿失禁治療機器
尿道から直接弱った尿道へレーザー光線をあてて温める治療です。体にやさしく、妊娠希望の若い女性から高齢の方まで手術可能です。
レーザー光線治療は、10分程度の短時間では効果がないと考えます。しっかり20分以上するべきです。
 


  腹圧性尿失禁(咳やくしゃみで尿がもれる場合)

 治療方法   レーザー治療(尿道タイトニング)   TOT手術
 基本的な理論  YAGレーザーにより膣全体および尿道の周囲の組織が活性化して、コラーゲンなどが増える。このことで、筋肉がしっかりと尿道をささえて、腹圧性尿失禁がおきないようにする。  人工物であるポリプロピレンメッシュが尿道をささえることで、尿道のぐらつきをおさえる。
 効果 腹圧性尿失禁が改善 腹圧性尿失禁が改善
 良い点  人工物でなく、自分自身の体で支える  人工テープが強靭に尿道をささえる。
 欠点  2から3年経過すると、また筋肉が弱ってくるので、もう一度レーザーを当てる必要がある  人工物が一生ささえるが、感染などの問題が後年起きてくることもある。妊娠希望者はすすめない。
 費用

10万円+税

当院では、高齢者が多いので、65歳以上は割引します

1回あたり、10万円+税
 照射時間は、米国の標準よりも長くたっぷりです。
 当院で過去に手術を受けた人は、優先予約します

 保険適応にて、当院の日帰り手術の場合は、3割負担の人は8〜9万円ほど。日本国の手術の手技料は22万円で、点滴代や麻酔代、入院費などで30から40万円で、その3割り負担分である。ただし、ひがえり手術は神奈川県在住の方を想定して行っているので、東北・中部・関西などの遠方の方はホテルに滞在されるひともいる。
 安静にする期間  およそ3日間
(安静といっても、膣を安静にするだけです。日常生活、主婦業、自転車はOKです。翌日から仕事も可能です)
 およそ7日間から10日間
仕事の復帰は、1週間は休んでから。
 年齢の制限  なし あり。妊娠の可能性のある人や高齢者は、メッシュのトラブル症例が過去あり。適応は限られる








  膣弛緩(出産後の膣がゆるんでしまって不快感が継続する場合)

 治療方法   レーザー治療 (Vタイトニング)  手術
 基本的な理論  YAGレーザーにより膣全体および尿道の周囲の組織が活性化して、コラーゲンなどが増える。このことで、筋肉がしっかりと尿道をささえて、腹圧性尿失禁がおきないようにする。  メスで切開をして、適度な大きさに縫合をする
 効果 膣のゆるみが改善 膣のゆるみが改善
 良い点  傷口がない。時間をまてば、もとにもどることが可能である。  一度縫合して、大きさをかえると、その大きさを維持する
 欠点  2から3年経過すると、また筋肉が弱ってくるので、もう一度レーザーを当てる必要がある  再びゆるめることはできない。傷が存在する。
 費用


10万円+税


当院では、高齢者が多いので、65歳以上は割引します

1回あたり、10万円+税
 照射時間は、米国の標準よりも長くたっぷりです。
 当院で過去に手術を受けた人は、優先予約します
 正直なところ、骨盤臓器脱になっていない膣をタイトニングすると痛い。だから、筋肉の量と質をみて、レーザーをすすめている。
 安静にする期間  およそ3日間  およそ7日間から10日間
 年齢の制限  なし なし





  骨盤臓器脱

 治療方法   レーザー治療 (Vタイトニング)  手術 (メッシュを用いる方法とメッシュを用いない方法)
 基本的な理論  YAGレーザーにより膣全体および尿道の周囲の組織が活性化して、コラーゲンなどが増える。このことで、筋肉がしっかりささえて、骨盤臓器そのものがおちてこないようにする。  メスで切開をして、筋肉の位置関係を把握し、膀胱など脱出した臓器を確認の上、もちあげて、筋肉の固定をする。筋肉が不十分な場合は、人工メッシュで補強する。
 効果 骨盤臓器脱が改善 骨盤臓器脱が改善
 良い点  傷口がない。時間をまてば、もとにもどることが可能である。  一度メッシュを挿入すると抜くことができないため、多くの問題点がある。メッシュなしで修復ができれば、それが一番安全で、効果的である
 欠点  骨盤臓器脱のおおきさ、つまり、筋肉の緩み具合によるが、2から3回のレーザー照射が必要な人もある。2から3年経過すると、また筋肉が弱ってくるので、もう一度レーザーを当てる必要がある  再びなにか臓器がおちてきたら、例えば、膀胱がおちたのを修復して数年後に、直腸がおちたら、それにあわせて修復をすればよい。しかし、メッシュで修復した場合は、メッシュが露出したり、感染のもとになることがある。
 費用

10万円+税

当院では、高齢者が多いので、65歳以上は割引します

1回あたり、10万円+税
 照射時間は、米国の標準よりも長くたっぷりです。
 当院で過去に手術を受けた人は、優先予約します

 保険手術である。メッシュは約30万円なので、3割負担の人で9万円程度。メッシュなしは、約18万円ぐらいなので、3割負担のひとで6万円弱である。ただし、ひがえり手術は神奈川県在住の方を想定して行っているので、東北・中部・関西などの遠方の方はホテルに滞在されるひともいる。
 安静にする期間  およそ3日間  およそ7日間から10日間
 年齢の制限  なし なし




  膣萎縮(膣が萎縮して、さまざまな症状がでている場合)
 治療方法   レーザー治療 (膣タイトニング) 保険治療 (女性ホルモン補充)
 基本的な理論  YAGレーザーにより膣全体および尿道の周囲の組織が活性化して、コラーゲンなどが増える。このことで、筋肉がしっかりと尿道をささえて、腹圧性尿失禁がおきないようにする。  女性ホルモンを、張り薬や飲み薬をつかうことで、ゆっくりと体に補充する。
(当院では、張り薬を推奨しています)
 効果 膣のゆるみが改善 膣のゆるみが少し改善。全身に影響
 良い点  傷口がない。時間をまてば、もとにもどることが可能である。  保険適応であるので安価
 欠点  2から3年経過すると、また筋肉が弱ってくるので、もう一度レーザーを当てる必要がある  乳がんの経験のあるひとにはつかえない。副作用がある
 費用

10万円+税

当院では、高齢者が多いので、65歳以上は割引します

1回あたり、10万円+税
 照射時間は、米国の標準よりも長くたっぷりです。
 当院で過去に手術を受けた人は、優先予約します


 投薬代と診察台のみ。
 安静にする期間  およそ3日間  なし
 年齢の制限  高齢者および子宮摘出手術後の若年の方 高齢者のみ



(追加)自費でのVタイトニングでは、自費の女性ホルモン軟膏をもちいて、治療をすすめる方法があります。自費女性ホルモンは、きわめて薄い量の女性ホルモンで、副作用がほとんどありません。



レーザー光線治療をうけるタイミング



月経がある人は、レーザー光線治療のタイミングがとりやすいです



統計的に、月経終了後3から5日がベストです。
受診に際して、月経周期を調べてきてください

また、月経が不整担ってきた人は、
性ホルモンを微量(低用量ホルモン補充)にて調節します
低用量補充の場合は、あまりに少ないので、乳がんのリスクはほとんどありません


妊娠を希望されている人は、
出産後60日から実施できます
しかし、妊娠のために妊活をはjめたらレーザーはできません
もちろん、妊娠中もできません




治療日は、月曜から金曜まで毎日
月から木は10;00治療スタート毎日1名です
金曜日は9:30スタートで、毎週5名です

毎日治療日があるので、あなたの月経周期にあわせて都合の良い日を
話し合いましょう。
受診の際は、希望日を考えてきてください



現在の予約待機時間


2017年9月受診の方が、治療日の予約を10月から11月に

2,017年11月受診の方が、治療日の予約を12月から1月




フォトナ社によるイメージビデオ



このユーチューブは、レーザー機器の製造会社フォトナ社によるものです。





レーザーにより膣全体に照射することで、膣がひきしまる





このレーザーは組織の活性化を促すために、美容皮膚科で用いられる安全性の高いものである



学会発表:テープ挿入手術方法との比較


 従来のメッシュ・テープをもちいた手術方法との比較を2016年のアメリカレーザー医学会に報告しました




当院は、いままで、保険診療のみで活動をしてきました。
このため、腹圧性尿失禁手術であるTVT,TOTのデータがあります
このデータとレーザー光線治療のデータを比較したものです

グラフ一番上のYAGというのがレーザー光線治療
次が、TVT、一番下がTOTです

どらも、尿失禁がかなり減少することがわかります。
それぞれのメリットとリスクを表にしてみます

 手術方法  保険・自費  良い点  悪い点
 レーザー光線治療  自費 混合性尿失禁であっても治療効果が期待できる
術後の治療困難な副作用がない
2から4年すると元にもどるので、次に新しい技術の治療をうけることができる
 短い人で2年、ながく持たせれば4年でもとに戻る。
 TVT挿入手術  保険  永久的に固定できる  軽微な尿失禁には技術的に手術できない
混合性尿失禁の場合に悪化する
永久的な感染症が起きるリスクがある
妊娠希望の人にはできない
永久固定なので、痛みや感染があっても、摘出手術することができない
異物挿入なので、多くの国で注意勧告がでている
 TOT挿入手術  保険  永久的に固定できる  軽微な尿失禁には技術的に手術できない
(TVTよりは、軽微な人に対応)
混合性尿失禁の場合に悪化する
永久的な感染症が起きるリスクがある
妊娠希望の人にはできない
永久固定なので、痛みや感染があっても、摘出手術することができない
異物挿入なので、多くの国で注意勧告がでている

人工メッシュの手術は、生涯を通じて尿道をささえます。うまくいけば、それでいいのですが、
後年にずれてくる場合があります。

また、メッシュを大きく挿入するTVM手術があります。膣から挿入して手術しても、腹腔鏡で挿入してもたくさんの面積のメッシュが入ることにはかわりありません。
このことから、現在スコットランドでは国全体での論争になっています。


当院奥井医師の毎日新聞記事『骨盤臓器脱最適な治療方法は?』をお読みください



学会発表:混合性尿失禁には、レーザーが圧倒的によい


 従来のメッシュ・テープをもちいた手術方法との比較を2016年のアメリカレーザー医学会に報告しましたが、その時に多くのドクターからの質問は、混合性尿失禁についてです。
混合性尿失禁は、咳・くしゃみで尿がもれる腹圧性尿失禁と、急にトイレにいきたくて尿がもれる切迫性尿失禁が、同時に存在することです。

具体的に説明をしますと、
〇 咳をしたら尿がもれた ⇒ 腹圧性尿失禁
〇 階段をのぼったら尿がもれた ⇒ 腹圧性尿失禁
〇 大声でわらったら尿がもれた ⇒ 腹圧性尿失禁
● 水道で冷たい水をさわったら、急に尿を感じた ⇒ 切迫性尿失禁
● プールでひえたら尿を感じた ⇒ 切迫性尿失禁
● 街をあるいて急に尿を感じた ⇒ 切迫性尿失禁

このしろまる〇 と くろまる● のひとつずつ該当したら混合性尿失禁です



これは、2018年のアジア泌尿器科医学会に、特別講演として招聘されている発表です。
アジア泌尿器科医学会には、海外からの推薦で講演が決定しました
この研究では、メッシュ・テープをつかうTVTとTOT手術では、混合性尿失禁が悪化することがわかります
以前より、悪化することは知られています
比較すると、レーザー治療は混合性尿失禁には大変有効であるとわかります。

人工物のメッシュをいれると締め付けられて尿道の血管のながれは著しくわるくなります
しかし、レーザー治療では、尿道の血管の流れがよくなるので、尿失禁がなおるというものですから、
効果がでてくるわけです。




乳がん患者の尿失禁には、レーザーの効果を期待


 従来のメッシュ・テープをもちいた手術方法では、乳がんの患者の尿失禁は危険な可能性があります。
その理由は、乳がんの治療には、ホルモン治療といいまして、女性ホルモンを低くするようにします。
すると、尿道のまわりの血流がわるくなり、尿失禁が悪化します。
そこに、人工テープを挿入すると、血管を圧迫しますので、たいへんよくないのです

乳がん患者でなければ、女性ホルモン補充という方法もあります
しかし、そうゆうわけにはいきません。女性ホルモンを補充すると乳がんが再発します
そこで、レーザー治療が効果があるのではと期待しております
現在、データをあつめて、効果をみるという研究をしております




Q アンド A



どんな腹圧性尿失禁の人がするといいのか?
たとえば、まだ挙児を希望されている人、この人の場合は、TOTテープを挿入する手術をすると、その人工物が出産に影響を与えます。しかし、レーザーなら、数年で吸収されてしまうほど、安全で自然です。レーザーで、しばらく様子をみて、子供たちが小学生になったら、TOTテープの手術ということもできます

たとえば、尿失禁がある尿道過可動であるが、膣全体が萎縮性膣炎の人。この場合は、女性ホルモンを補充すると尿失禁がかなり改善するのですが、女性ホルモンは長期につかえば乳がんになります。萎縮性膣炎があると、TOTテープを挿入することが難しく、テープが露出したりします。しかし、レーザーなら安全というわけです。

腹圧性尿失禁をもつ乳がん経験者の場合。これは大変重要です。女性ホルモンがつかえないのです。それに、乳がんの治療により、膣の粘膜が萎縮しています。そこで、TOTテープの挿入が困難です。



どんな骨盤臓器脱の人がするといいのか?
たとえば、まだ挙児を希望されている人、この人の場合は、人工メッシュを挿入する手術をすると、その人工物が出産に影響を与えます。しかし、レーザーなら、数年で吸収されてしまうほど、安全で自然です。レーザーで、しばらく様子をみて、子供たちが小学生になったら、メスできる手術や、人工メッシュの手術ということもできます

たとえば、骨盤臓器脱があるが、膣全体が萎縮性膣炎の人。この場合は、女性ホルモンを補充すると症状がよくなり、メスで切る手術も大変やりやすいです。しかし、女性ホルモンは長期につかえば乳がんになります。萎縮性膣炎があると、メッシュを挿入することが難しく、メッシュが露出したりします。しかし、レーザーなら安全というわけです。

骨盤臓器脱をもつ乳がん経験者の場合。これは大変重要です。女性ホルモンがつかえないのです。それに、乳がんの治療により、膣の粘膜が萎縮しています。そこで、メッシュの挿入が困難です。膣そのものが萎縮しているので、骨盤臓器脱としてはメスで切るようなレベルでないにもかかわらず、しかし、不快感がある。そんな人には、レーザーで可能です。



どんな膣弛緩の人がするといいのか?
膣弛緩は、メスできる手術でなおすよりも自然なので、レーザーの方がおすすめです
メスで修復できるひとは、かなり緩みのある人に限られます
しかし、レーザーの場合は、どんな人でも大丈夫です



当院から様々な学会で研究成果を報告しております


2018年に実施される”アジア泌尿器科医学会”では、当院から特別講演をだすことになりました。



当院の研究内容は、

1) 腹圧性尿失禁
2) 混合性尿失禁
3) 切迫性尿失禁
4) 過活動膀胱
でのレーザー光線治療の効果についてです

そのほか
2017年 米国レーザー医学会(サンヂエゴ)
2017年 日本抗加齢医療学会
2018年 英国産婦人科学会
などでの学会発表を予定しております





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