1 東洋からみた泌尿器科の病気
2 漢方治療が適している泌尿器科の病気
3 よくつかわれる漢方薬
4 漢方薬と副作用
5 医師と話し合うこと
第1章 東洋医学からみた泌尿器科の病気
東洋医学では、心身の働きは、『気』『血』『水』の3つの要素が、滞りなく循環しながら、全身のバランスをたもつことで健全な生命活動が維持されているのです。
病的な症状は、この『気』『血』『水』の不足や停滞によっつておこると考えます。
だから、それぞれにもとづいて漢方を処方することになるのです。

排尿困難は、東洋医学では、水が停滞する『水毒』、
ストレスやホルモンなどの影響が考えられる尿路のさまざまないやな感じは『気うつ』
前立腺肥大症や女性器のむくみにより血の循環が停滞することは、『お血』
ととらえることができます。
また、漢方では、体質や病気の状態(証)を、『実』と『虚』にわけて、
実証、虚証それぞれに適した漢方薬を選びます。
特に泌尿器科では、『虚証』のことがおおいです。
★☆ あなたは虚証? 実証? 中間証?
当てはまる項目の点数を合計してください
0点以下になった人は、虚証
2から6点になった人は、中間証
8点以上になった人は、実証
(ただし、あくまで目安です。正確な診断ではありません。ただしい、漢方を処方するためには、専門医の診察をうけましょう。)
| 質問 | チェック項目 | 点数 |
| 1 比較的体力があるほうである | 2 | |
| 2 寝汗をかきやすいほうだ | -2 | |
| 3 意欲、気力が充実しているし、積極的だ | 2 | |
| 4 胃腸が丈夫である | 2 | |
| 5 夏バテしやすく、冬は風邪をひきやすい。暑さ寒さに弱い | -2 | |
| 6 顔色がよく、皮膚につやがある | 2 | |
| 7 冷たいものをたべると下痢をしやすい | -2 | |
| 8 おなかは弾力があり、骨格ががっちりしている | 2 | |
| 9 食がほそい。食べるのが、ずいぶん、おそい | -2 | |
| 10 月経初期は、痛みがとてもつよい。経血量はとてもおおいほうだ | -2 | |
| 合計点 | ||