漢方の治療 と 泌尿器科の病気

『漢方の治療と泌尿器科の病気』 もくじ

1  東洋からみた泌尿器科の病気
2  漢方治療が適している泌尿器科の病気
3  よくつかわれる漢方薬
4  漢方薬と副作用
5  医師と話し合うこと



第3章 よくつかわれる漢方薬

では、よくつかわれる漢方薬にはどんなものがあるか表にまとめます

漢方薬 写真 対象となる症状
ゴシャジンキガン
牛車腎気丸
八味地黄丸とほぼ同様に考えてください。八味地黄丸で利尿効果が十分でないもの、冷えや下肢のしびれ感がつよい場合は、この薬を試します。
ハチミチオウガン
八味地黄丸
胃腸が丈夫で、比較的高齢の人の下半身がよわった場合に、つかいます。
頻尿、尿失禁、前立腺肥大症などに使います。
チョレイトウ
猪苓湯
尿路のさまざまななやみや、結石症にもちいます。体質を考えずに、幅広く用いることができあmす。
尿路の悩みがあまりつよくないにもかかわらず、慢性化した場合は、四物湯をあわせて猪苓湯合四物湯を処方することもあります。
セイシンレンシイン
清心蓮子飲
胃腸がよわく冷えがつよい、いわゆる虚証の体質の人に処方することが多いです。
冷えやストレスで出現する尿路の様々な悩みのときに、効果が期待できます。
リュウタンシャカントウ
竜胆瀉肝湯
尿道炎、膀胱炎など、尿路のさまざなま悩みのときで、比較的激しいものです。尿の濁りなどにももちいます。比較的体力のある人に用います。
ゴリンサン
五淋散
慢性の尿道炎にもちいます。体力はよわすぎず、強すぎない中間程度の人に用います。
ロクミガン
六味丸
利尿作用を期待して、排尿困難、頻尿、むくみに用います。体力がよわく、疲れやすい人に期待できます。




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