第1章 冷えはとてもおおいです
冷えのあるひとは、とてもおおくて、成人女性の半数近くがなんらかの冷え症があります。
西洋医学では、体質的なものなので、冷え性。東洋医学では、健康障害のもとになるといういみで、冷え症といいます。
僕は、この冷えを血行不全という言い方で患者さんに説明をしています、血液の流れがわるいから、むくんで、感染によわく、慢性的な違和感なあるのです。
それでは、どうやって解決をするか考えてみましょう。
第2章 漢方の治療は、気・血・水 と、虚・実
東洋医学では、心身の働きは、『気』『血』『水』の3つの要素が、滞りなく循環しながら、全身のバランスをたもつことで健全な生命活動が維持されているのです。
病的な症状は、この『気』『血』『水』の不足や停滞によっつておこると考えます。

また、漢方では、体質や病気の状態(証)を、『実』と『虚』にわけて、
実証、虚証それぞれに適した漢方薬を選びます。
特に泌尿器科では、『虚証』のことがおおいです。
★☆ あなたは虚証? 実証? 中間証? ★☆
当てはまる項目の点数を合計してください
0点以下になった人は、虚証
2から6点になった人は、中間証
8点以上になった人は、実証
(ただし、あくまで目安です。正確な診断ではありません。ただしい、漢方を処方するためには、専門医の診察をうけましょう。)
| 質問 | チェック項目 | 点数 |
| 1 比較的体力があるほうである | 2 | |
| 2 寝汗をかきやすいほうだ | -2 | |
| 3 意欲、気力が充実しているし、積極的だ | 2 | |
| 4 胃腸が丈夫である | 2 | |
| 5 夏バテしやすく、冬は風邪をひきやすい。暑さ寒さに弱い | -2 | |
| 6 顔色がよく、皮膚につやがある | 2 | |
| 7 冷たいものをたべると下痢をしやすい | -2 | |
| 8 おなかは弾力があり、骨格ががっちりしている | 2 | |
| 9 食がほそい。食べるのが、ずいぶん、おそい | -2 | |
| 10 月経初期は、痛みがとてもつよい。経血量はとてもおおいほうだ | -2 | |
| 合計点 | ||
第3章 冷えのタイプから漢方薬を
東洋医学では、血行不全、自律神経、新陳代謝などのいろんな要因から、冷え症のタイプを選んでいきます。そこで、わかりやすく症状と漢方薬を表にしました。
| 虚証の人 (胃腸がよわい。病気の抵抗力がよわい。体力がない。) |
おもな症状 | |
| 顔色がわるい。疲れやすい。下腹部痛。頭痛。月経痛 | とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう 当帰四逆加呉茱萸生姜湯 ![]() |
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| 手足のほてり、月経不順 | うんけいとう 温経湯 ![]() |
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| 下腹部痛、頭痛、めまい、つかれやすい | とうきしゃくやくさん当帰芍薬散![]() |
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| めまい、ふらふら、下痢、腹痛 | しんぶとう真武湯![]() |
| おもな症状 | ||
| 中間症の人 | 冷え、のぼせ、肩こり、便秘 | かみしょうようさん加味逍遥散![]() |
| 下半身の冷え、上半身ののぼせ | ごしゃくさん五積散![]() |
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| のぼせ、肩こり、下腹部痛 | けいしぶくりょうがん桂枝茯苓丸![]() |
| 実証のヒト 胃腸がじょうで、体力がある |
便秘、のぼせ、肩こり、不安、不眠 | とうかくじょうきとう桃核承気湯![]() |
第4章 生活のヒント
やはり大切なのは、生活をどうするかということ。そこで、ひとつのアイデアを提案してみます。
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あさ、目が覚めたら、あたたかいホットミルクをのみましょう。胃腸から温まります。 |
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胃腸をあたためてたら、今度は手足をあたためる番です。無理をしないで、ゆっくり歩いてみましょう。手足の血管が開きます |
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下半身をシャワーであたためてみましょう。歩いた汗もながして、お湯で骨盤から全体をあたためることです。 |
![]() 朝食です。バランスよく。炭水化物がエネルギーになります。 |
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スクワットやたけふみをしてみましょう。下半身にたまた水を刺激します |
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あしに枕をひとつして、30分休憩しただけで、あしのむくみをとることができます |
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夕方のウオーキングは、45分間ぐらいがいいですね。ちょっと汗ばむ程度です |
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お風呂でしっかり下半身をあたてください。30分ぐらいのお風呂がよいでしょう。上半身は、お湯をかけてください |
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