ウロとは、ウロロジー(泌尿器科)のこと、
ギネとは、ギネコロジー(婦人科)のこと
そして、私たちは、
いままでの概念で見過ごしてきた
医学の谷間へ挑戦していきます。

設立趣意書

  • 設立趣意書                 

     

    本診療所の発展経過

     

     院長である奥井伸雄は、平成8年より女性骨盤底医学と排泄ケアについてホームページでの活動をはじめ、往診による女性骨盤臓器脱患者への治療活動を開始しました。平成13年より約2年間ハーバード大学ブリガム&ウイメンズ病院にて女性骨盤底外科をなまび、帰国後、平成154月から平成2010月までの5年半に渡り、横須賀私立うわまち病院の泌尿器科部長 および市民病院日帰り手術センター長として、おもに女性骨盤臓器脱の医療技術の向上とともに地域医療の貢献に力を注いできました。平成17年からは帝京大学講師および獨協医科大学越谷病院講師として後進の指導にあたりつつ、さらに高齢者の女性骨盤底手術をテーマに診療に従事してきました。

    1996年より活動開始。ウロギネ
    (大学病院での奥井医師の執刀風景)

    上記の経験と患者からの信頼をもとに本診療所は平成2011月、横須賀市安浦町三丁目13番地にて開院しそれと同時に医師会に入会いたしました。

    1996年より活動開始。ウロギネ
    (横須賀市から見える富士山)

    横須賀市は高齢男女ともに多く、当院の専門とする排泄ケア分野の需要が多くなっております。また、横須賀市は関東全体及び羽田空港利用者からのアクセスが良く、気候もよいため、日本全国からみえる患者のケアに適所です。

    1996年より活動開始。ウロギネ
    (クリニック外観)

    排泄ケアの視点に立ち、泌尿器科・婦人科・大腸肛門外科の垣根をとりのぞいた大きな観点で、男女の高齢者のケアをすすめるとともに、女性の尿失禁、性器脱などの日帰り手術を行っております。

    1996年より活動開始。ウロギネ
    (母校のハーバード大学ブリガム&ウイメンズ病院)

    開院当時の外来患者数は1日平均約26名(内男性9名、女性17名)でありましたが、平成20年では1日当たりの外来患者数は平均約40名(内男性10名、女性30名)以上となっております。平成23年においては、1日あたり50名をこえ、さらに年間手術件数400件を超えました。女性骨盤底手術は200から250件前後になっております。

     

    当院の専門とする排泄ケア分野は特に女性において見落とされてきており、日本国内での啓蒙活動が不可欠ですが、当院は市民向け講演会(2009年は藤沢市保健所、日本赤十字大学など)通じて一般の方に啓蒙活動をする一方で、現在においても、帝京大学にて学生・研修医・専修医の指導を行っております。  

    1996年より活動開始。ウロギネ
    (医師会での排泄ケアの講演会)

    また、女性骨盤底外科手術を実施した患者さんとは、一生ものの付き合いをスローガンに、平成21年より往診による看取りを開始しました。とくに当院において排泄ケアを重点的に往診することで、地域の内科開業医師の活動の質をたかめる役割を担うことが可能になってきております。往診では、女性患者に対しては、楽器を持参して診療終了後に演奏をしたり、男性患者には手作り兜体験を一緒にするなど”たのしさ”を重視しております。

    1996年より活動開始。ウロギネ
    (アルトサックスをもって96歳に会いに行く)

     

    法人の設立意図

     

     開院以来、来院患者数は増加の一途をたどっております。これらの患者の本診療所に対する要望に応えるため、今後よりいっそう、医療技術の水準を高めるための努力をすべきであると考えます。そのためには、医業と家計を分離し、医療設備を充実させ、スタッフの増員を図る等、組織そのものを近代化する必要があり、当診療所を法人組織にしたいと考えます。

     

     泌尿器科と婦人科の境界領域の疾患を診る分野を、英語でUrogynecologyといいます。

    これはUno「ウロ」=泌尿器科、Gyn「ギネ」=婦人科を合わせた言葉です。

    今まで医学の谷間といわれた境界領域ですが、この分野を私はハーバード大学で学びました。

    法人名の“ウロ‐ギネ”とは、泌尿器科「ウロ」、婦人科「ギネ」からとったものです。

     また、この視点で外来の患者さんに接するのはもちろんのこと、帝京大・独協医大の2大学の講師の立場からの後進育成を通じて、東京−埼玉−神奈川の3拠点での様々な人的つながりを構築(ネットワーキング)していくことから、“ネット”という言葉を用いました。

     
    1996年より活動開始。ウロギネ
    (日本テレビのドキュメンタリーでの、ウローギネ の紹介特集(50分))

     泌尿器科と婦人科の境界領域の患者は、どちらの科を受診しても答えがみつからず、悩みが解決しないという状況にあります。当然、医師の側も、勉強や研究を行うことができる環境になく、教育指導をすることができる医師もいなかったというのが実情です。

     よって様々な活動を通じて啓蒙活動を続けていきたいと考えております。

      事業内容

     

      従事者数  

        
      2名(常勤2名)、看護師1名、看護助手6

    介護士1 栄養士1名 医療情報処理 秘書1名

     診療科目  泌尿器科,婦人科,大腸肛門外科

     診    日曜日及び祝祭日を除く毎日

     
    1996年より活動開始。ウロギネ
    (桜とクリニック)

     

      事業計画

     

    初年度(平成2251 平成23430日)

     

      1.啓蒙活動推進

    ホームページでの案内や講演を積極的に行い、当院の専門とする排泄ケアの啓蒙を進める。また、学会や講演会用飼料に介護の書類や介護用品を集める。

    来院患者には個々にわかりやすいイラスト入りの診断書を配る。

     
    1996年より活動開始。ウロギネ
    (横浜での一般市民むけの講演)

    2.設備投資

    1)電子カルテの破損リスクを防ぎ、緊急時に備えたバックアップ機能を強化するため、パソコン及びサーバーを最新のものに入れ替える。また、アメリカ女性泌尿器科学会にて発表される海外の新しい日帰り手術道具の購入を継続する。
    2)スマートグリッドのエコロジー化をすすめ、原子力発電・石油発電にかわるバイオエネルギーによる停電時でも困らない日帰り手術室の確立をめざす。
    3)外国在住の日本人系患者に対して、日本国内住んでいる人とかわりないように、精神的・経済的負担のない治療の実現をめざす。このため、人員に英語での診療の確立をたちあげる。

     

    次年度(平成2351 平成24430日)

     

    1.                   職員採用計画

     日帰り手術を充実させるために、常勤看護師を増員し、診療体制を強化する。

     

    2.                   設備投資

    日帰り手術用内視鏡を追加で購入する。

     

     

     

    平成21年9月29日

     

    医療法人ウロ‐ギネ・ネット    設立代表者 奥井 伸雄   


ページトップへ