ウロとは、ウロロジー(泌尿器科)のこと、
ギネとは、ギネコロジー(婦人科)のこと
そして、私たちは、
いままでの概念で見過ごしてきた
医学の谷間へ挑戦していきます。

日本の電力のこれからに関しての声明

スマートグリッドについて考えてみたいとおもいます。

スマートグリッドとは、「賢い=スマート」「電力網=グリッド」のことです。電力網とは、情報網がたばねられたものであることも意味する場合があります。
物理的と論理的な束ねられることが必要になります。

われわれの国、日本は、これまでスマートグリッドにおいてできあがった先進国であることが評価されてきました。停電を例にあげると、アメリカでは約3000社が電力の配給にかかわっており、年間で90分の停電でした。たいして、日本は、年間平均わずかに4分でした。

しかし、我が国の電力は、実際はおこる震災にたいしては、今回のように多くの問題をかかえていることが全国民へ顕著にわかりました。計画停電の際も、地域により停電があるかどうか不明瞭にせざる得ないことと、行政上の地区の割り振りと停電地域が一致しなことも、大きなトラブルをおこしました。

しかし、一方で、我々は、地域ごとの電力供給について考える機会をえました。今回のような震災があると、その地区での電力がとまった場合に、どの施設から優先的に電力をつかうかについて、全国民が真剣に考えるようになったのです。
計画停電の間、診療所や病院は、極力薄暗くしました。電球をぬき、薄明りの中で、診療をしていました。僕のクリニックも例外でなく、TVはやめ、ラジオのみにして、地震がいつおこるかわかるようにするだけで、診察室のみ電気をつけ、点滴室は、患者さんのいるときだけしか電気を使いませんでした。ひとりとして、患者さんから苦情をいわれたことはありませんでした。


(電気をすべて消しても、あかるい時間での診療なら患者さんに負担はありません。早朝6:00から手術をはじめればよいのです)

診療スタイルも、高齢者はできるだけ往診をして、介護タクシーを必要な人は僕のほうが、自転車でコツコツたずねました。女性泌尿器科の手術をうけた人は、一生の付き合いとかんがえて、おおくの人に会いにいきました。家庭をみることのできるよい機会で、すでに内科の先生が血圧などを参考に書いた介護保険意見書を、排泄ケアを重視して再作成させていただけるよう横須賀市などにたのみにもきました。


(計画停電は、外来ができないわけですが、往診につかえます。自転車で家までいけば、みえないものがみえてきます。それが、介護意見書の再作成につながります)

さて、このような努力をしているにもかかわらず、パチンコ屋などの遊技場やカー用品専門店などは、煌々と電気をつけて営業をしていました。彼らにいわせれば、日ごろの仕様している電気の半分におさえて営業していて、そして、生活のかかった問題というわけですが、実際はそうではありません。停電の時間の間に、いろんな家を往診しながら、横須賀の街をあちらこちらと見学すると、お客さんのはいっていることと、電気で明るくしていることは、まったく関係ないようにおもいました。

このような地域の電力網について、地域に住んでいる人がかんがえることを、「コミュニティーグリッド」というそうです。日本では、以前から経済産業省が提案してきた言葉で、なかなか国全体に普及をしてきたものではありません。


(海の中にもぐってみると、多くの新しい生物資源があります)

さて、意見ですが、いままで、僕の意見というのは伏せて、情報のみを社会提供していくスタンスを貫いてきましたが、そうではいけない時代になってきたようです。「コミュニティーグリッド」に関しては、3つの基礎問題をおさえることが必要になります。
1)発電資源の問題
2)電力配給優先の問題
3)法令の問題
最初の発電資源の問題に関しては、ソーラー、風力、地熱などの再生可能エネルギーをもっかのところ多くの研究者が取り組んでいます。そこに、さらに、石油がなくなった場合のポスト石油にかわるものを提案しとりくむできでしょう。それは、エタノールであろうとおもいます。エタノールは、すべての腐敗物から産出されます。たとえば、海藻や藻です。他には、生物の糞便を発酵させることでもエタノールを酸性することができます。
つぎの電力優先の問題は、節電の意識をひろめることが必要で、そのために、電力に対する税率をあげるべきです。サマータイムで社会を動かすものひとつの方法です。
最後の法令の問題は、国民全員の「正義」の基準がちがうことにあります。このために、「この程度の電気の節約で十分社会貢献しているだろう」とおもう基準が、それぞれが違うために、遊技場では大量の電気をつかい、病院ではうすぐらいところで診療するという、本末転倒な社会がうまれるのです。病院の中には、節電と計画停電のために、予定手術を中止するような病院もありました。そのこと自体、おかしいのです。そのためには、法令で使用の基準をだすべきなのです。


(コンピューターは、もはや診療にはかかせません。これが独自な電力が維持できることが必要です)


僕は、僕のつくったウロギネ・ネットにおいて、3つの課題を「コミュニティーグリッド」のために打ち立て行きたいとおもいます。
1)再生利用エネルギーにより東京電力に依存しない診療イーサネットの確立すること
2)数年計画で地域の人に理解をすすめ、クリニックにてサマータイムを確立すること
3)長期間をかけて地域での法令に関与できる立場になること



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